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2014.06.09 Mon 22:07

お米の種蒔き準備【その4】浸種と催芽



しばらく間が空いてしまいましたが

『お米の種蒔き準備【その1】自家採種した種籾の脱芒と選別 』

『お米の種蒔き準備【その2】種籾の消毒「泥水消毒」 』

『お米の種蒔き準備【その3】苗土作り』

と・・・前回迄のブログに続き、今回は『お米の種蒔き準備【その4】浸種と催芽』編です。



お米の種を蒔く際には、あらかじめ種籾を一斉に発芽させることで発芽ムラを減らす「催芽」という手順があります。

眠っていた種子が目覚めて活動を始めるためには、まずは何より水分が必要ですので「泥水消毒」の済んだ種籾をネットの入れ、田んぼの湧き水に浸します。

これを「浸種」といいます。
種籾-浸水


水を吸った種籾は、水分がおよそ13〜15%になると休眠から目覚め、盛んに呼吸をし始めます。


朝日米浸種

水を吸って、ぷっくらと膨らみ飴色になった種籾は、胚乳のタンパク質(デンプン)を分解してブドウ糖に変え、これをエネルギーにして新しい細胞を作り始め、さらに、適度の温度が与えられ籾水分が約25%になると発芽します。


種籾が充分に吸水するためには、水温がとても密接に関係しているので、『水温 X 日数 』を「 積算温度」といい、この「 積算温度」がおよそ100 ℃になると籾水分が約25%、お米の種籾は発芽するのです。



計算上では、「浸種」をする日数は水温によって異なってくるので、水温が高ければ日数が短縮できるということになりますが、水温が高いとそれだけ早く急激に吸水させるため、デンプンの糖化が早まり発芽ムラが出来やすくなります。

このため、低めの水温で長時間かけて吸水させた方が発芽のムラは少なくなるということで、昔から地下水・河川水・溜池水などを利用した「浸種」が行われてきました。

逆に、水温が低く10°C以下の場合では、計算上で浸種日数を増やしたとしても、やはりその後の苗の生育がやや抑えられる傾向にあることから、適正な「浸種」は、11〜12℃で7〜9日間といわれています。

水温11℃

約11℃の田んぼの湧き水で7日間ゆっくりと「浸種」します。




『 11℃ X 7日間 = 77℃ 』で止め、最後はお風呂の浴槽内でぬるま湯に浸けることで水温を上げ、種籾の発芽を促します。

種籾-催芽

種籾の種皮には、植物ホルモンの一種の発芽抑制因子「アブシシン酸」があり、これが水温17℃以上でないと溶け出さないために、ぬるま湯に浸け、発芽を均等に整えるのです。



一般的には、『約30℃のぬるま湯に、1日浸けると発芽が揃いやすい』といわれていますが、今回初めて作付けするアクネモチ(緑米)の発芽率が極めて低く、半分近くに発芽をし始める様子が見られなかったため、低めの水温17℃で約1日半かけてゆっくりと「催芽」させてみることに・・・

アクネモチ浸種
(アクネモチの「浸種」)



トータルの積算温度が
『 11℃ X 7日間 = 77℃ 』+『 17℃ X 1.5日間 =25.5℃ 』= 102.5℃
になった種籾から、チョコンと小さな芽が顔を出しました♪

アクネモチ発芽
(アクネモチの「催芽」)



芽は、あまり出過ぎてしまうと種蒔きの時に先が折れてしまうので注意深く観察して、種籾が充分膨らんで少しだけ芽が出た「ハト胸」状態でぬるま湯から引き上げます。

ハト胸
(陰干し後のハト胸状態の朝日米)



このまま濡れた状態で種蒔きすると播種機に張り付いてしまうので、翌日の播種迄、御座の上に広げて陰干しして置きます。

種籾 乾燥


次回は、いよいよ「種蒔き」です!





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